平山眞のウェブサイトBBS過去ログ集

本欄は、最新の150件までしか表示されないTeaCup無料BBSの補完、およびウェブページを閲覧することで送信されるウィルス感染メール対策として、過去ログを書き込みを行なった人のメールアドレス抜きで記載するものです。


2001年
はじめまして。 投稿者:ちぃふ  投稿日:12月25日(火)03時51分33秒

ちぃふ(fromカッコーの巣)という、ネット歴10ヵ月の男です。「補完機構」、「スミス」で、検索をかけて、平山さんの評論に飛んできました。スミスだけでなく、サイボーグフェミニズム関連の情報など、思わぬ拾い物(す、すみません!!)があって、喜んでおります。

このたび、goo系の登録制の「ご近所ネット」内に、

Instru-Mentality「補完機構」 サークル[No.] 010231 [作成日時]2001-12-25 00:30:57

という、こころ系のサークルを開設しました。といっても、これからネットワークを構築していくつもりの、有名無実のサークルですが・・・。エコロジー・オブ・マインドの、ベイトソン本来の可能性を自分なりに反映させた、こころの交流システムの構築を考えています。大風呂敷気味ですが・・・。

とりあえず、ご挨拶代わりに、足跡、残させていただきます。
http://gokinjo.goo.ne.jp/circle/top.html?cid=010231



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いい加減にしてくれよー。 投稿者:平山眞(管理者です。)  投稿日:12月21日(金)23時52分56秒

相変わらず、一日に最低一本程度のワーム付きメールが送られてくるという状況が続いています。BadTrans.Bも、ALIZも、Goner.Aもすべて見ました。おかげで愛用のメールサーバも、最低のパフォーマンスに陥ることが頻繁に起きています。

ワームを作っている大馬鹿野郎が一番悪いのは確かなのですが、あっさりと感染(うつ)される方もどうかしています。

対策は簡単で、以下列挙しますと、

1.一番良いのはMS Outlook ExpressおよびMS Outlookを使わないことです。 2.どうしても使いたければver.6にして「プレビューウィンドウで表示するメッセージを自動的にダウンロードする」(ツール−オプション−読み取りタブの中にあります。)のチェックを外す。

とりあえずこれだけです。

ただし、知らないうちにすでに感染している可能性もあるので、お心当たりのある方は直ちにウィルス駆除ソフトを導入し、最新定義ファイルをダウンロードしてスキャンをかけ、もし感染していたらそのウィルスなりワームなりに対応した駆除ツールをシマンテック社などのサイトからこれまたダウンロードして実行してください。
ということで。



-------------------------------------------------------------------------------- 白山人類学研究会からのお知らせ(再掲載) 投稿者:平山眞(管理者です。)  投稿日:12月 6日(木)20時16分29秒


第 90 回白山人類学研究会定例会のご案内

日 時:12月15日(土曜日)15:00〜
場 所:甫水会館4階401会議室(東洋大学白山キャンパスの斜め前)

演 題:人類学調査の経緯と成果―東アフリカとスリランカ 大森元吉(国際基督教大学客員教授)

報告要旨
異文化の現地調査は、対象選定、許可取得、現地での受容と適応など課題が多い。研究者側のエティック・エミック、オリエンタリズムの自省も必要だ。とはいえ、現地調査は、人類学研究の原点だ。現地知識・言語の予備的訓練、ラポール樹立、調査成果の現地還元に努めて、批判に対応するほかない。これまでの現地調査、ウガンダ(3度、12ヶ月)、スリランカ(3度、3ヶ月)、ケニア(6度、8ヶ月)の経緯と刊行成果を報告する。
概   要
1. ウガンダ調査(1967〜1984)
    国際研究協力助成、マケレレ社会調査研究所、対象選定の制約、
  チガ人とカバレ市、現地家族同居、ブラハ村住み込み、村裁判所と
  訴訟記録、紛争と現代化、協同組合活動。
2. スリランカ調査(1980〜1982)
    アジア固有法研究会、科学研究費補助金、南部の山村、製茶工場、
  寺院と僧侶、ヒンズー祭司、村長宅同居、稲作紛争と規範変化、草の
  根農村開発。
3. ケニア調査(1984〜1991)
    ナイロビ大アフリカ研究所、西部のルイヤ人、ルオ家族同居、ブタ
  リ住み込み、農耕、交易、小学校増設、女性団体の活動。
4. 比較の試み
    自主的農村開発(ケニア、スリランカ)、宗教と社会統合(スリランカ、
  広島県似島)。

蛇足ながら、私(平山)は都合により参加できません。



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さらに新種が…。 投稿者:平山眞(管理者です。)  投稿日:12月 6日(木)20時15分01秒

昨日あたりから、新種のワーム「W32.Goner.A@mm」が猛威を振るい始めたようです。私はいまのところ直接的な被害を受けていませんが、メールサーバの具合が昼過ぎからおかしくなるなど、間接的には影響をこうむっています。

11月末から猛威を振るっているBadTransB及びGoberAに関する最新情報は、下記シマンテック社のウェブ・サイトなどをご覧になっていただき、皆様には何卒早急に対応のほど、よろしくお願い申し上げる次第です。

ということで。
http://www.symantec.com/region/jp/index.html



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一番下にメール・アドレスが…。 投稿者:平山眞(管理者です。)  投稿日:12月 4日(火)13時35分46秒

せっかくメール・アドレスを外そうとしたのですが、一番下にしっかりと記載されているのでした。
TeaCupさん、何とかしてくださいな。

というわけで、メイン・メール・アドレスの記載は取りやめ、より安全だと思われるHotmailのアドレスを載せることにしました。こちらは余り頻繁に見に行かないので、返信は間違いなく遅れるだろうことをここに記しておきます。



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再出発です。 投稿者:平山眞(管理者です。)  投稿日:12月 4日(火)11時54分59秒

ウィルス対策のため、これまでになされた全ての投稿を過去ログ集(下記URL参照)に移しました。再出発です。

詳しくは過去ログの方をご覧いただきたいのですが、今回立て続けに被害をこうむることになったBadTrans.Bと呼ばれるウィルス(トロイの木馬型ワーム)は、要するに私のウェブ・サイト・メイン・ページやこのBBSを開くことによって、両欄に書き込まれているメール・アドレス宛てにワーム入りメールを送信するものらしいことが明らかになってきたわけです。

ということは、この欄に書き込まれる方はメール・アドレスの記入を止めたほうがよい、ということになります。書き込みをなさる方は、くれぐれも自分のメール・アドレスを記載しないようにお願いいたします。

ということで。今後とも本BBSをよろしくお願いいたします。
http://www.mackharry.com/~hirayama/bbslog.html



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更なる続報です。 投稿者:平山眞(管理者です。)  投稿日:12月 4日(火)02時56分00秒

今回立て続けに被害をこうむった下記のワームですが、要するに私のウェブ・サイト・メイン・ページやこのBBSを開くことによって、両欄に書き込まれているメール・アドレス宛てにワーム入りメールを送信するものらしいことが明らかになってきました。

ということは、この欄に書き込まれる方はメール・アドレスの記入を止めたほうがよい、ということになります(こういうことは、本来TeaCupさんが注意すべきですね。)。そこで明日(もう本日ですね。)あたり、これまでになされた全ての書き込みを一旦消去の上、メール・アドレスを含まないテクストからなる「過去ログ欄」を設けようと考えています。

なお、この作業、実のところいたって簡単なのです。かなり古い書き込みも復活しますのでご期待ください。

繰り返しになりますが、今後書き込みをなさる方は、くれぐれも自分のメール・アドレスを記載しないようにお願いいたします。

ということで。



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ウィルス(ワーム)再続報 投稿者:平山眞(管理者です。)  投稿日:12月 3日(月)01時15分40秒

またまた、本日更に2件ほど同じ形式のやばいメール(BadTransBワームに感染している件名「Re:」のみのメールです。)が送られてきました。これで計6件。平均して一日一件というハイペースです。

ここまで問題が悪化すると、チェーンメール方式で警告を発したいところですが、それも問題なのでこんなところでわめいている他はありません。この欄をご覧の皆様は、あくまでも口コミにて今回は本当にやばいのだということを周りの人たちにお伝えください。私も私なりに努力します。

ということで、改めて一刻も早く皆様のパソコンをスキャンしていただき、お使いのメーラーを感染を防げる設定(下記参照)に変更してくださることを切にお願いします。こんな馬鹿な事態は一刻も早く終息させねばなりません。このBBSがそれに一役買うことを切に願いつつ。



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ウィルス(ワーム)続報 投稿者:平山眞(管理者です。)  投稿日:12月 2日(日)12時52分30秒

今回起きているALIZ、あるいは下記BadtransBなどのウィルス(正確にはワーム)の被害状況は尋常ではないようです。何しろ、これらのワームの感染力は、たとえばOutlook Expressで、メールを受信し、プレヴューをしただけで感染するというとんでもないものだからです。

というわけで、全てのインターネット使用者における被害を最小限に抑えるべく、この欄をご覧の皆様もInternet Explorerをとっととヴァージョン6にアップグレードし、更にはOutlook Expressの設定で「プレビューウィンドウで表示するメッセージを自動的にダウンロードする」(ツール・オプション・読み取りタブの中にあります。)のチェックを外すことをお願いします。これで感染は何とか抑えられるはずです。

また、当然のことながら、前の書き込みのように、アンチウィルスソフトを未導入の方はこれまたとっとと導入し、ついでに最新版の定義ファイルを入手してスキャンをかけることも、これまたよろしくお願いいたします。

ということで。



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警告:悪質なウィルスが流行しています 投稿者:平山眞(管理者です。)  投稿日:12月 2日(日)10時49分54秒

先週頭辺りから、ウィルスに感染したメールを4件ほど立て続けに受信しました。どれも知り合いからのもので、件名が「Re:」のみ、おかしな添付ファイル付きなためやばいと思ったのですが、Norton Antivirusをかけたところ、W32BadtransB@mmというワームであることが判明。

このワームですが、基本的にシステムファイルに常駐し、閲覧したウェブサイトに記載されているメールアドレス等(アドレス帳に登録されたメール・アドレスにも、なんでしょうか?)にウィルス入りのメールを送信し続けるようです。数日間に4件も届いたことからも分かるように、ものすごい感染力のようで、注意が必要です。

というわけで、この欄をご覧の皆様も、変なメールが送られてきた場合は早急にウィルス定義ファイルを更新し、スキャンを行なうことをお勧めします。というより、これは絶対にやってください、ですね。

なお、このワームはかなり巧妙にできているため、いまのところNortonAVでは駆除できず、下記のウェブサイト(NortonAVをつくっているSymantec社のサイトです。ここは安全でしょう。)から専用の駆逐ソフトをダウンロードして実行するか、あるいはWindows MEを使っている場合には同じく下記サイトにある別の対処法を試みる必要があります。

以上、取り急ぎの重要情報を記載いたしました。

http://www.symantec.com/region/jp/index.html



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白山人類学研究会からのお知らせです。 投稿者:平山 眞(管理者です。)  投稿日:11月29日(木)14時09分42秒

第 90 回白山人類学研究会定例会のご案内

日 時:12月15日(土曜日)15:00〜
場 所:甫水会館4階401会議室(東洋大学白山キャンパスの斜め前)

演 題:人類学調査の経緯と成果―東アフリカとスリランカ 
              大森元吉(国際基督教大学客員教授)

報告要旨
 異文化の現地調査は、対象選定、許可取得、現地での受容と適応など課題が
多い。研究者側のエティック・エミック、オリエンタリズムの自省も必要だ。とはい
え、現地調査は、人類学研究の原点だ。現地知識・言語の予備的訓練、ラポー
ル樹立、調査成果の現地還元に努めて、批判に対応するほかない。これまでの
現地調査、ウガンダ(3度、12ヶ月)、スリランカ(3度、3ヶ月)、ケニア(6度、
8ヶ月)
の経緯と刊行成果を報告する。

概   要
1. ウガンダ調査(1967〜1984)
    国際研究協力助成、マケレレ社会調査研究所、対象選定の制約、
  チガ人とカバレ市、現地家族同居、ブラハ村住み込み、村裁判所と
  訴訟記録、紛争と現代化、協同組合活動。
2. スリランカ調査(1980〜1982)
    アジア固有法研究会、科学研究費補助金、南部の山村、製茶工場、
  寺院と僧侶、ヒンズー祭司、村長宅同居、稲作紛争と規範変化、草の
  根農村開発。
3. ケニア調査(1984〜1991)
    ナイロビ大アフリカ研究所、西部のルイヤ人、ルオ家族同居、ブタ
  リ住み込み、農耕、交易、小学校増設、女性団体の活動。
4. 比較の試み
    自主的農村開発(ケニア、スリランカ)、宗教と社会統合(スリランカ、
  広島県似島)。

蛇足ながら、私(平山)は都合により参加できません。



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本日18:30より研究会です。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:11月16日(金)10時06分28秒

下記のとおり、本日(11/16)18:30より白山人類学研究会例会が催されます。

発表者は私です。ということで、この欄をご覧の皆様にもご参集頂けるとありがたいです。

それでは。



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調査に参加したいです。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:11月 2日(金)22時37分59秒

それは面白い。調査に加わりたいです。詳しくは、私信メールで送りますので。

なお、池袋の文芸座は復活しましたが、本八幡の映画館はその通りで先月なくなってしまいました。どうやらニッケコルトンプラザのシネマコンプレックスには勝てなかったようです。しかしあの建物はどうするんでしょう?映画館って、他に使いようがないんですよね。

ということで。



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調査中 投稿者:土岐 脱字  投稿日:11月 2日(金)20時55分11秒

 名前を変更しました。ところで、私の住む辺りでは、夏に地域ぐるみで、富士山に行く地区と、出羽三山(羽黒山?)に行く地区とに分かれているようです。山伏修行をしていたかは不明ですが。また、自分の知る範囲に、出羽三山の書かれた石碑が二基存在します。気象条件が良いと富士山を望める土地柄なので、富士信仰?が生まれるのも分かるのですが、なぜ、出羽へ向かう人たちがいるのか、職場(全員60代)と、住職(2軒隣り)に聞き取り調査を考えています。
 さて、林海象の作品は、何本か池袋の文芸座で鑑賞しました。もう無いのですよね。今夏本八幡で、風情のある映画館を発見したのですが、今年限りとか、10年以上前に松本市で入ったストーブがあった映画館の事を思い出したりして、年寄りじみた感傷にふけっています。
 それと以前、寺田 「農」の板橋区の住まいに、営業で行って、お手伝いの方に断られたのも思い出しました。



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『帝都物語』ですか。ふむふむ… 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:10月30日(火)22時02分13秒

結構尊敬している元日本IBM社員の伝記小説作家・荒俣宏原作によるあの映画(=『帝都物語』(1988))を撮ったのは実相寺昭雄監督、脚本はなんと、かの林海象が手掛けていたのでした。これは重要なポイントですね。でも、映画自体は確かに不出来なものでした。

さて、話は変わって、ご祖父が風水をかじった、とのことですが、千葉県中央部辺りはそういう土壌なんでしょうか?あの辺を中心として、羽黒山で毎夏山伏修行をする一集団が存在するのですが(私も入ってます。)、そういうのともつながるのかも知れません。いかがなものでしょう。

なお、「寺田実」は「寺田農」が正しいかと思います。これで「てらだみのり」と読むのですね。

ということで。



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陰陽道関連 投稿者:土岐 祐史  投稿日:10月30日(火)19時42分03秒

 拝啓 陰陽師評を見ました。映画の隅々まで見られているのだなぁと感じました。さて,自分は陰陽道,風水の事は,荒俣 宏著「帝都物語」で知りました。但し,映像は感心できませんでした。もっとも原作を忠実に再現することは不可能なのですが。唯,明治期から昭和初期の東京を再現出来た点と,寺田実,西村晃,などの関連性のあるキャスティングは良かったです。得意の,関係のないことですが,自分の住む家は,風水を齧った祖父が設計した為、居間の隣りにトイレのあるちょっと嫌な設計です。それと,以前,先生にお尋ねした書籍は,直接思文閣のHPで購入できました。お騒がせしました。



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白山人類学研究会からのお知らせです。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:10月30日(火)01時42分59秒

第89回白山人類学研究会定例会のお知らせです。こぞってご参加下さい。

日 時:平成13年11月16日(金)18:30〜
場 所:甫水会館4階402会議室(東洋大学白山キャンパスの斜め前)


演 題:「〈かたる〉カミを巡る人類学的考察 
     ―山形県庄内地方における口寄せ巫女によるカミオロシの事例を中心に―」
報告者:平山 眞(つまりは、このBBSの管理者です。)


報告要旨:
  本報告では、山形県庄内地方に住むミコ・ミコサンなどと呼ばれる、その大部
分が盲目である口寄せ巫女達が行なってきた各種共同祭祀におけるカミオロシを
事例として、彼女らの儀礼遂行時の発話行為という身体的レヴェルの事象と、カ
ミオロシを含む共同祭祀のあり方や口寄せ巫女らの社会的位置付けといった社会
的レヴェルの事象の関係はいかなるものであるか、ということを問題とし、考察
を加えることにする。

 さて、ここで言う身体的レヴェルの事象とは、即ち口寄せ巫女によるカミオロ
シ=カミを憑依させての発話行為が持つ韻律性の有無、ということになる。1990
年代後半に行なわれた報告者自身の調査により、この点に関しては以下のような
事実が明らかになっている。


 ・宮城県北部及び岩手県南部沿岸地方や山形県最上・村山地方(内陸部)では、
全ての口寄せ巫女についてほぼ例外なく、ホトケオロシとカミオロシのどちらも
が、韻律性を伴っている。
 ・それに対して庄内地方では、7名の口寄せ巫女に関し、ホトケオロシとカミ
オロシについて前者では韻律を伴う〈うた〉、後者では韻律性の稀薄なフラット
な〈かたり〉という形式で明確に口調を変える例が3例存在する。更に、カミオ
ロシをフラットな〈かたり〉で行なう例は4例を数え、カミオロシとホトケオロ
シで口調を変える、という例が6例ある。

 また、社会的事象に関して言えば、

 ・宮城県北部及び岩手県南部や山形県内陸部では口寄せ巫女は共同祭祀に関与
するとは言え、庄内地方に見られる男性氏子組織による極めて公的性格の強い祭
祀への関与は認められない、

ということが明らかとなっている。
 こうした事実から、報告においてはまず第一に冒頭に述べたような身体的レヴェ
ルの事象と社会的レヴェルの事象の関係という問題に対し、〈韻律性のないカミ
オロシは韻律性のあるカミオロシに比べより公的性格の強い祭祀と結びつきやす
い〉という仮説を立てた上で、これについての更なる検討を加えたいと思う。




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『陰陽師』評をアップしました。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:10月28日(日)10時22分08秒

『陰陽師』を観てきました。映画としてはなるほど確かに凡庸ですが、今回安倍晴明を演じた野村萬斎の、全く見事なまでに夢枕獏のコンセプトに合致した演技は特筆もの。必見とは申しませんが、取り敢えずの暇つぶしにはなります。

てなわけで。こんなところで失礼します。



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それは確かに…。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:10月19日(金)09時40分17秒

確かに、水源というのがそのまま「聖地」とされている例は膨大な数になるでしょう。また、宗教や民族間の対立と、水利関係その他の経済的利害上の対立が、オーヴァーラップしている、というのも事実でしょう。

ただ、グローバル化とローカル化が同時進行しているかに見える今日という複雑な状況下で、両者がいかなる形でオーヴァーラップしているのかを見極めないことには、問題の底にあるものは表面化しないであろう、ということもあります。

まあ、要するに、「事は水利関係のみに還元されうるものではなかろう。」、という、誠に常識的な見解に落ち着くわけです。

しかし、それでは余りにも詰まらないので(「研究とは極論をまっとうなものに見せる努力である。」、という事もあながち間違いではありません。)、例えば水利関係と宗教対立を結びつける資料を網羅するような形で研究を進めることによって、新たな知見、即ち「宗教対立の根っこには全て水利関係上の対立が存在する。」というような「理論」が得られる可能性はある、ということだけは述べておきたいと思います。

ということで。


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(無題) 投稿者:土岐 祐史  投稿日:10月19日(金)01時10分58秒

 毎回真摯なご回答を有難うございます。このところ、寺社仏閣を探訪し、何処も水が綺麗な所にあることに気付きました。
 つうことは、宗教対立って、水利権やら何やらの争いって事なのかな。というのが最近の観想です。

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映画版『リリイ・シュシュのすべて』評 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:10月13日(土)21時53分53秒

岩井俊二により創られた映画『リリイ・シュシュのすべて』評をアップしました。

インターネット(それもBBS)が重要なアイテムとして用いられたこの映画、このBBSなどに出没している方々にはなかなか考えさせられる部分も多かろうと思うので、是非是非ご覧下さい。

なお、同作品のペーパー版およびサウンドトラック評も近々アップする予定なので、ご期待のほど。ちなみに、どちらも今のところ未入手です。

それでは。


Re:有難うございました。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:10月13日(土)11時19分53秒

『オロチョン族のシャーマン』ですか。ということは山本書店@八幡ですね。あそこは、第一書房の本を結構置いているので、有用です。この本は当然私も持っていますが、まだブック・レヴューを書いていなかったかも知れません。他にもそういう本がたくさんあるのです。しかし、時間が…。

さて、欲しい本の探し方ですか。とりあえず、リストを作っておいて、手当たり次第に歩き回るしかないでしょう。まあ、ウェブ上にも一応古書店の蔵書リストなどが存在していますが、実際に行ってみるとすでに売れてしまっていたり、更に言えば、そもそもウェブ上で営業している古書店は極めて限られているのが現状で、欲しい本を見つけだすのは極めて難しい、というのが日本の書籍流通状況ですね。

ちなみに、シアトルが本拠地のamazon.comでは古本を探してくれるのですが(無茶苦茶重宝しています。要するに、アメリカは広すぎるのでインターネット通販が早くから当たり前になっていた、ということですね。)、当然のごとく和書は無理、日本法人であるamazon.co.jpでこのサーヴィスが始まるのはずっと先のことになるのではないかと思います。

ということで。



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有難うございました。 投稿者:土岐 祐史  投稿日:10月12日(金)23時13分48秒

 暫く、東京に住んでおり、8年ぶりに千葉に戻ってきて、「欲しい物をすぐに買えない」などと嘆いていたのですが、お蔭様で良い本屋さんをご紹介いただき感謝しております。ただ、店内で、すぐに探すことが出来ず、結局、物怖じをして、欲しかった本を聞くことが出来なかったのですが、(先生の御名をお出しすればよかったのか?)書名にひかれて、「オロチョン族のシャーマン」という本を買い求めました。因みに、古書店で欲しい本を見つけ出すコツなどをお教えいただくと、更に有難いのですが。



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Re:探しています。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:10月10日(水)10時17分51秒

『喫煙伝来史の研究』は、amazon.co.jpで買えます。1999年に刊行された新しい本で、しかもかなりマニアックな内容なので、在庫はたくさんありそうです。

ただし、お値段は5,500円(税別)。九段下ならぬ神保町か、あるいは本八幡にある「平山眞御用達(ごようたし)」の古書店・山本書店(京成八幡駅そば。歴史書についてはかなりの品揃え。)で、古書を探すのもよろしいかと思いますので。幕張の同じく平山御用達古書店・草古堂(JR幕張駅徒歩2分)にもあるかも知れません。

ということで。



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探しています。 投稿者:土岐 祐史  投稿日:10月 9日(火)23時42分50秒

 日本の近世史について書かれている本を探しています。喫煙伝来史研究 鈴木達也著と言う本なのですが、千葉県内でそのての本が揃っている書店はありませぬか?やはり、東京でないとすぐには見つからないのでしょうか?
 このところは「くだん」にも興味がわいてきました。



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白山人類学研究会からのお知らせです。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:10月 6日(土)19時20分40秒

第88回白山人類学研究会を、下記のように開催いたします。ふるってご参加ください。

日 時:平成13年10月25日(木)18:30〜
場 所:甫水会館302会議室(東洋大学白山キャンパスの斜め前)
      
“国民文化としての伝統ボクシング「レッウェ」の誕生
    −ミャンマーにおけるスポーツ政策とナショナリズムの創出−”
                        宇佐美隆憲(東洋大学社会学部)

 レッウェとは、ミャンマーの伝統スポーツの一つで、ビルマ語では youya l'hw±i(表記不能ッス。)あるいは英語で Myanmar (Traditional) Boxing とも呼ばれる身体活動のことである。
運動形態的には、隣接するタイの「ムエタイ」や日本の「キック・ボクシング」と類
似しているが、グラブの着用を認めていないことと、部分的に大きなルールの違いが
あることなどから、現在ではミャンマー独自の伝統スポーツと考えられている。
 さて、レッウェがミャンマー国内において、現在のような「伝統」の地位を政治的
に獲得するのは1994年以降のことである。この年、ミャンマー・オリンピック委員会
の下部組織である「伝統スポーツ連盟」は、レッウェを伝統スポーツとして公認した
からである。そしてこれを契機として、レッウェの大会にはミャンマーの中央官庁組
織の一つである「スポーツ省」ならびに伝統スポーツ連盟が深く関わるようになって
くる。また、興行とは別にこれら二つの組織が主催するチャンピオン大会が2年に1
度開催されるようになり、いわゆる国家が認めるチャンピオン作りが始まった。この
ように国家とレッウェの関係が強まることによって、レッウェを取り巻く社会にも変
化が見られるようになり、またレッウェそのものも大きな転換期を迎えている。
 今回の報告は、「国家政策」「コーチと選手」「スポーツの祭典」などをキーワー
ドにしながら、「なぜ、レッウェに国民文化としての白羽の矢が立てられたのか」と
いう問題に対して報告者なりの解釈を提示したいと考えている。なお、当日はレッウェ
のビデオ上映を予定している。




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Re:関係ないのですが、 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:10月 6日(土)00時08分07秒

テキストにURLを直接貼り付けると、下のようになります。ご注意ください。リンクは、すぐ下にある「URL(リンクを入れたい場合はここに記入します)」のところに入れなければなりません。

ところで、こうなってしまった場合にどうすれば良いかというと、とりあえず色が違うところを右クリックして、メニューから「ショートカットのコピー」を選択し、秀丸エディタなどを起動していったん貼り付け、そこから下線のついたところをダブルクリック(秀丸だと設定によりこれが可能)、というやり方でたどり着けます。アドレスの直接入力は、この長さだとかなりきついですよね。

それはともかく、これを記入しつつ、同時並行して貴サイトを訪れました。唐突ですが、ご就職おめでとうございます。私はあの会社のバスには何度も乗ったことがありますが(少年期の遠足だの何だのです。)、鉄道の方は無いです。

そうそう、ついでながら、リンク集を「作る作る」と言っておきながら、未だに出来ていない私めの怠惰さをお嘆きください。そろそろ本腰入れますので、ご期待ください。

ということで。



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関係ないのですが、 投稿者:土岐 祐史  投稿日:10月 5日(金)21時25分14秒

 故あって、韓国人の友人の勧めでJSAを鑑賞しました。平山さんの映画評を見て、理解が深まったように思えます。さて、今回は、私もホームページを作ったので、このウェブサイトをリンクに貼らせていただきたく、お願いに参りました。http://www.geocities.co.jp/Playtown-Queen/7885/をご覧になって、よかったら、ご返事ください。それにしても、平山さんは、神出鬼没の活躍ぶりですね。目標にしたいです。



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映画『魔王』評をアップしました。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:10月 5日(金)11時10分50秒

Volker Schlondorff監督による『魔王』評をアップしています。とんでもない映画なので、是非とも観に行ってやってください。池袋シネ・リーブルというところで単館ロードショーしてます。



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CD評が追加されています。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日:10月 3日(水)12時26分58秒

CD評欄で、ソウルで購入したCD3枚を紹介しています。ご一読ください。「購入事情」の方が面白いかも知れませんが…。

ということで。



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改訂版:帰朝しました。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 9月28日(金)19時08分48秒

平田じゃなくて平山なんですが(^^;)、まあ、それはよいとして、1時間半ほど前に自宅にたどり着きました。仁川国際空港を飛び立ったのが11:30ですから(ちなみに、現在両国間に時差はありません。)、3時間強でオウチに帰れてしまうのでした。

さて、今回の旅行は、あくまでも「骨休め」です。とは言え、「研究者」魂はソウルに行っても衰えず、結局何とか博物館だのなんだのといった施設を巡り歩き(他にやることがないという話も…。)、シャマニズム=巫俗との関連が極めて深いということになっている大韓民国の「民族舞踊」や「民族音楽」をさんざんぱら堪能してきました(これは本当に面白かった。)。ついでですが、とある「民族楽器」も仁寺路(インサノと読んでください。)付近にある「楽器街」(日本で言えば「お茶の水」みたいなところですね。)で仕入れてきてしまった次第です。

なお、蒸し風呂(要は、「サウナ」です。)には結局入っていませんし、ルーツを探る(何の?と聞き返さねばなりませんね。)ようなことも一切しておりません。

そうそう、「ルーツ」という言葉を「人種的な」という意味にとるとすれば、私の顔は明らかに新モンゴロイド系で(即ち、いわゆる「朝鮮族」を含むユーラシア大陸東北部原産の顔です。)、向こうの方々の間に入ってしまえば、それなりに見分けは付きにくいだろうな、などと勝手に思っていたのですが、顔立ちはともかくとして、髪型だの着ているものだの立ち居振る舞いなどで、一発で見破られてしまうのが悔しかったです。

まあ、時々現地人と間違えられてしまい、道順や地下鉄の乗り換え方(ちなみに、これはそんなに難しくないです。日本の駅の方が遙かに不親切ですね。)を尋ねられたりする、という楽しい一幕もあったのですが(想像するに、「田舎から大都会に出てきた中高年」、というのが大半だと思います。)、おかげでこういう場合に使う決まり文句、「チョヌム イルボン サラミエヨ…」だけはしっかりと覚えてしまいました。大体の意味は分かるでしょう。

ということで。(なお、19:00ごろに重大な記述ミスに気づいたため、ちょっとだけ改訂しました。)

帰朝しました。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 9月28日(金)16時40分25秒

平田じゃなくて平山なんですが(^^;)、まあ、それはよいとして、1時間半ほど前に自宅にたどり着きました。仁川国際空港を飛び立ったのが11:30ですから(ちなみに、現在両国間に時差はありません。)、3時間強でオウチに帰れてしまうのでした。

さて、今回の旅行は、あくまでも「骨休め」です。とは言え、「研究者」魂はソウルに行っても衰えず、結局何とか博物館だのなんだのといった施設を巡り歩き(他にやることがないという話も…。)、シャマニズム=巫俗との関連が極めて深いということになっている大韓民国の「民族舞踊」や「民族音楽」をさんざんぱら堪能してきました(これは本当に面白かった。)。ついでですが、とある「民族楽器」も仁寺路(インサノと読んでください。)付近にある「楽器街」(日本で言えば「お茶の水」みたいなところですね。)で仕入れてきてしまった次第です。

なお、蒸し風呂(要は、「サウナ」です。)には結局入っていませんし、ルーツを探る(何の?と聞き返さねばなりませんね。)ようなことも一切しておりません。

そうそう、「ルーツ」という言葉を「人種的な」という意味にとるとすれば、私の顔は明らかに新モンゴロイド系で(即ち、いわゆる「朝鮮族」を含むユーラシア大陸東北部原産の顔です。)、向こうの方々の間に入ってしまえば、それなりに見分けは付きにくいだろうな、などと勝手に思っていたのですが、顔立ちはともかくとして、髪型だの着ているものだの立ち居振る舞いなどで、一発で見破られてしまうのが悔しかったです。

まあ、時々現地人と間違えられてしまい、道順や地下鉄の乗り換え方(ちなみに、これはそんなに難しくないです。日本の駅の方が遙かに不親切ですね。)を尋ねられたりする、という楽しい一幕もあったのですが(想像するに、「田舎から大都会に出てきた中高年」、というのが大半だと思います。)、おかげでこういう場合に使う決まり文句、「チョヌム イルボン サラミエヨ…」だけはしっかりと覚えてしまいました。大体の意味は分かるでしょう。

ということで。(なお、19:00ごろに重大な記述ミスに気づいたため、ちょっとだけ改訂しました。)


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なぜ韓国へ 投稿者:tomi  投稿日: 9月26日(水)11時48分03秒

たびに行く気になったのか知りたいです。
なぜ、なぜってそればっかりですね。研究の一環なのですか。
なんとかっていう蒸し風呂が気持ち良いそうで、食べ物もおいしそうだしうらやましいな。



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ご帰還お待ちしてます。 投稿者:土岐 祐史  投稿日: 9月26日(水)00時19分56秒

 平田先生とは、IT講習で、知り合っただけの縁ですが、研究の面白さに、惹かれています。
 大韓民国に行かれると言うのは、ルーツを探る事なのでしょうか?帰朝報告を、お待ちしてます。



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新村に来ています。 投稿者:平山(管理者)です。  投稿日: 9月25日(火)14時12分48秒

本日は、新村にあるPC房からの書き込みです。

大分、こちらでの生活にも慣れてきたということもあり、先ほどこの場でテンポラリにアカウントを作り、メイルのチェックなどをしてしまいました。特に変わったことは無いようですね。ひとまずは安心、といったところ。

それはともかく、昨日とは打って変わって、こちらのPCはキーボードが極めて快適に使えます。海外での日本語入力に慣れていない方のために情報提供をすると、少なくとも韓国においては、Microsoft Global IME5.0というのが大体どこのPCにもインストールされていて、これを使えば何とかなります。キーボードによるショートカットが使えないので(使えるのかな?)、マウスで操作を行なわなければならないのが若干不便ですが、ここまで5分足らずで入力し終えていることから分かるように、使い勝手はほぼMS-IMEと同等です。

ということで。

追記:なお、どうでもよいことですが、周りのお客さんは、基本的にゲームをしています。要するに、大学のPCではできないんでしょう。「自宅に持っていないんだろうか?」などと考えてしまうのですが、私のインタヴュー能力は今のところゼロに等しいので、その辺りの事情を聞き出すことができないのが極めて残念です。長くなり過ぎたので、この辺にしておきましょう。



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只今ソウルです。 投稿者:平山です。  投稿日: 9月24日(月)18時51分02秒

只今、ソウルです。

現在、とあるホテルロビーのパソコンを自力で日本語入力可能にして書き込みをしています。やや、キーボードの反応が悪く、大変なのですが(ソフトウェアの問題?)、やろうと思えばこういう事もできるんですよ(笑。うーむ、顔文字が出せないっす・・・。)。

色々なことがあった往路についてあっさり書くと、とりあえず昨夕無事に仁川空港に到着。独力でソウルにたどり着き、宿入りしました。

昨夜の夕飯はなんだかいきなり「コア」な店(客も店員も現地人だけっす。)を選んでしまいました。食べ物は安くておいしいのですが、注文その他が大変。なにしろ、言葉が全く分からないもので・・・。

でも、二日目の本日は、少しずつ慣れてきていて(まだ24時間経っていないのだけれど・・・。我ながらすごい適応力だと思います。)、「ビビンバくれ」だの、「私は日本人だ」だの、「お勘定して」だの、「おいしいですよ」だの、「それでは」なんていうのが通じるようになっているのでした。

ということで。それではまた。



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まもなく出かけます。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 9月23日(日)09時54分53秒

もう5時間ほどで、日本を離れます。

成田は幕張から近いので(1時間ほどでつきます。)、余裕をぶっこいて書き込みをしている次第です。

とは言え、そろそろ出かけなければならないですね。

なお、機内で読むべく、四方田犬彦の本(『ソウル(以下わからん…。)』岩波新書、2001)を買っていくことにします。

ということで。

追記:次回の書き込みは、ソウルからです。



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また、訪ねました! 投稿者:松永真理子  投稿日: 9月23日(日)01時47分57秒

ありがとうございます!とても全部読めそうに無いので、どうしようかと思っていました。
もともと本読み苦手だし。。。。。。
で、いくつか質問が、あります。帰国は28日との事ですので、それまでに質問の方におくります。お気を付けて、良い旅を!



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明日から韓国に行きます。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 9月22日(土)10時14分48秒

ようやく本当に暇になったので、明日より骨休みとして韓国に行きます。帰国は28日になります。

今回は大韓航空を使いますが、生きて帰れる保証はないので(-_-;)、ひょっとしてこの書き込みが私の遺言になるかも、などと不吉なことを述べておきましょう。

ところで、成田空港にしても仁川空港にしても、結構チェックが厳しいんじゃないかな、とも思います。その辺の現状報告は逐一入れますので、たびたび本欄を訪れてください。なお、こちらで調べた限りでは、向こうにも日本語入力可能なパソコンの置いてある「PC房」(=インターネット・カフェ)がたくさんありそうです。

ということで。



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Re:すいませんでした。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 9月17日(月)18時43分45秒

「シャマンの研究も」ということですが、研究活動こそが私の本業です。その他の活動は、研究資金を賄うべく行なわれているにすぎません。

なお、来週はようやく暇になるので、大韓民国入りをします。向こうからも書き込みが出来ると思うので、お楽しみに。ちなみに、おそらく日本語は使えないと思うので(使えるかも知れませんね。まあ、それを確認することも今回の旅行の一目的です。)、たぶん英語で書き込みます。

ということで。



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すいませんでした。 投稿者:土岐 祐史  投稿日: 9月16日(日)22時50分31秒

いやはや、つい、夢中になり、いろいろと覗いていました。シャーマンの研究も、なされていたのですね。拙は、大友克洋の「童夢」で、その世界を垣間見ていたのですが、こんなに、面白かったとは。また来ます。




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Re:また訪れました 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 9月12日(水)12時19分30秒

「相手の書いたものは全部読んでいくのが礼儀」というのは確かに全く妥当な意見なのですが、そんなことは現実には不可能で、そうするべきだと思いながらも、実行出来ておりません。

実は、余り表立って言えることではありませんが、そのご著述を一つも読んでいない恩師も存在します(誠に申し訳ないっす。)。

まあ、世の中、そんなものです。気軽に訪れてください。

ということで。



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また訪れました 投稿者:松永真理子  投稿日: 9月12日(水)04時13分59秒

世界は、大変な事になってしまいました。体が緊張します。

私のホームページにいらしてくださったんですね。すごくうれしです。もう知人が横でつきっきりで、つくりました。でも天命コンサートの部分は、知人作をそのままはめ込んだのです。製作に使ったソフトが良いんだと思います。そしてなにより、ド素人に付き合ってくれた知人の根気のたまものです。だから自作とは、言いきれませんね。更新の仕方とかまだまだ覚えなくてはならないことがいっぱいです。内容(写真、詩、文章)は、もちろん自作、誰の添削もありません。はじめて自分を表現したので、ドキドキです。

私の先生に、お話に行く時は、相手の書いたものは全部読んでいくのが礼儀と聞いたことがあります。平山さんの書かれたものをもう少し読んで、また訪れます。ありがとうございました。



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Re:はじめまして 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 9月11日(火)23時44分46秒

ご投稿ありがとうございます。

「インターネットデビュー半月」でも、flashを使ったホームページを運営できる時代になったのですね。なんだか感動しました。ご自作なのでしょうか?

ということで。

話はかわりますが、アメリカ合州国はすごいことになっています。本日は「歴史的な日」になるのかも知れません。



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はじめまして 投稿者:松永真理子  投稿日: 9月11日(火)20時20分12秒

はじめまして。インターネットデビュー半月の私が、興味ある項目をたどってきたら、東北地方の民間信仰の研究という言葉に誘われ、ここにたどりつきました。社会性の無い私なので、知識も足りず、色々うまく表現できませんが、今日はこれからすぐ出かけるので、また訪れます。
http://www1.ttcn.ne.jp/~marikolove/



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Re:また来ます。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 8月30日(木)02時17分38秒

土岐様、先週来、ご協力ありがとうございました(といっても、分からない人達には何のことだかサッパリ分からないだろうなー、という感じですが・・・。)。

とは言え、「日本語」に関してきわめて厳しい平山は、「着てみました。」は「来てみました。」が正しい、と、すかさず突っ込みを入れてしまうのでした。

ということで。またのご来訪をお待ちしております。

追記:どうでもいいけど、ねむいっす。もう2時過ぎかいな・・・。



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また来ます。 投稿者:土岐 祐史  投稿日: 8月30日(木)00時03分56秒

取り敢えず、着てみました。



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大宮中学校に来ています。 投稿者:平山(管理者)  投稿日: 8月29日(水)12時32分26秒

管理者の平山です。ただ今IT講習で千葉市立大宮中学校に来ています。

講習生の方も、どしどし投稿してくださいね。

しかし、ここを見つけるのは大変かもしれないな・・・。

ということで。





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白山人類学研究会からのお知らせ 投稿者:平山(管理者)  投稿日: 8月24日(金)23時04分35秒

第87回白山人類学研究会定例会のご案内です。

日時:9月21日(金曜日)午後6時半から
場所:甫水会館4階 402会議室
(旧白山通りを挟んで、東洋大学の斜め前の建物の2階です。
工事中の東洋大学を背中にして、目の前の信号機をわたり、
右側へ30メートルほど歩いた左側の建物です)

発表題目:誇りある伝統を求めて---カクレキリシタンの事例から
発表者:高崎恵(東洋大学非常勤講師)

<発表要旨>
  カクレキリシタンとは、禁教下で潜伏を余儀なくされた江戸時代の
信仰形態を、信教の自由が認められた近代以降も踏襲する人々で
ある。戦後その数は急速に減少しているが、1990年代から新たな展
開をみせている。その伝統を観光資源として活用する地域がある一
方、神道への集団改宗という手続きをとって伝統を放棄する動きもあ
る。日本の文化ナショナリズムに対抗する文化装置としてキリスト教
各派が近年注目されているが、カクレキリシタンはむしろナショナリズ
ムへの適合を模索しているかのようである。
  カクレキリシタンはともすれば差別の対象となってきた。それを誇る
べき日本の伝統として位置づけなおそうとする観光化、自らの集団を
よりよく日本社会に位置づけようとする神道への集団改宗。これらの
二つの事例は、いずれも日本人とは何かという問題に対する地域住
民の回答である。今回の発表ではカクレキリシタンの現状を紹介し、
情報の流通、人間の移動に着目してこの二つの動きが同時発生した
意義を問い直したい。




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Re:りんくした! 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 7月18日(水)14時10分58秒

こちらこそ、よろしくお願いいたします。

ちなみに、業績(全然すごくないっす。)が一つ増えたので、近々概略をアップいたします。

ということで。



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りんくした! 投稿者:本多です  投稿日: 7月18日(水)13時52分44秒

ということでリンクしました。すごい業績・・・・ですね。では今後ともよろしく。
http://www20.tok2.com/home/vietnam/

Re:伸ばさないんですね! 投稿者:平山  投稿日: 7月14日(土)19時40分54秒

ご苦労様です。拙サイトもとうとうアクセスが7,000件を超えてしまいましたね。

それは兎も角、田中克彦という言語学者がいみじくも述べている通りで(この人が書いたウノ・ハルヴァ著『シャマニズム』三省堂、1989所収の「再刊にあたって」というテクストを参照のこと。)、シャマンは「シャマン」、シャマニズムは「シャマニズム」と表記すべきであると、私も考えます。ちなみに、田中(克)によれば、トゥングース語圏ではむしろ、「シャマーン」に近い発音がされているようです。

ということで。



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Re:A・Iと愛 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 7月14日(土)19時31分01秒

映画『A.I.』ですが、私個人としては、「愛と感動」をやや押しつけ気味なところが気になったといえば気になった次第です。ただ、この監督、『E.T.』辺りからは数歩以上抜け出していると思います。まあ、原案となった作品の出来が良いですからね。

『シャーマンキング』に関してですが、あれは基本的に「少年ジャンプ」のイデオロギーに忠実な作品なので、「愛」というよりは「友情」なのではないかと思います。それは例えば、主人公の「麻倉葉」が「阿弥陀丸」を「持ち霊」にする冒頭部分なんていうのは、ごりごりの「友情賛歌」となっていることにあからさまに現われているわけです。

ということで。



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伸ばさないんですね! 投稿者:bellet  投稿日: 7月14日(土)19時09分55秒

急いで直しました。今度は大丈夫でしょうか。「シャーマン」だから
「シャーマニズム」と、単純に思っていたんですが、伸ばしちゃいけ
ないんですね。一つ勉強になりました。・・・というか、本当は伸ば
さずに「シャマン」というべきなんでしょうか、ちょっと心配になって
きました(笑)。
http://bellet.tripod.co.jp/



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A・Iと愛 投稿者:tomi  投稿日: 7月14日(土)15時50分08秒

読みました。こだわりのあるところには厳しいですね…。
ユダヤ的とは、そういう見方もあるのかーと。宣伝にだまされて「愛と感動」を期待してきた人達はキツネにつままれたような顔でした。アメリカ映画にしては「わかりにくい」ところが良かったなと思いました。

あと、シャーマンキングネタです。
巫力って、共感・受容する力→愛という見方はできませんか。それを数値で表す発想ってどうかな、とちょっと思いました。比較できることなのかなあ、それが実は漫画への一番の疑問でした。ジャンプだから仕方ないかとはわかっているのですが。



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Re:早速・・ 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 7月14日(土)10時41分26秒

belletさま。リンクをお張り頂き、ありがとうございます。「訂正すべき箇所」はメールにてお伝えしましたので。

ということで。簡単ながら。



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早速・・ 投稿者:bellet  投稿日: 7月14日(土)09時51分07秒

ありがとうございました。早速リンクさせていただきました。
紹介文などで訂正すべき箇所がございましたら、ご連絡下さい。
研究のほうも頑張ってくださいね。
http://bellet.tripod.co.jp/



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Re:tomiさま 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 7月13日(金)22時03分55秒

>これは人々に信じられている○○様は何にきく、ということでしょうか。神社に行くとここの祭神はこんなご利益があります、とか。

そういうことです。まあ、私の説明はほとんど日本の民俗宗教内におけるシャマニズムを想定したものに過ぎないので、世界中のシャマニズム一般(そんなものがあるとして、の話ですが…。)に通用するものでは無いかも知れません。厳格な一神教を実践している社会、あるいはまた祖先崇拝やトーテミズムが発達した社会などでは(これまた、そんな社会があるとして、の話です。)、神や霊に関して選択の余地はほとんど無いわけですから、恐らくは「巫力」のみが重要になってくることになるのでしょう。

>それから「巫力」「霊力」もなるほどって思いました。するとあの設定は武井氏オリジナルなんですね?ゲーム文化が学問に与えたいい影響なのかしら?

今のところ、影響は与えていないですよ。ただ、例えば私が、学術論文や学会発表の中でそういう概念を使ってしまうことによって、そうなる可能性はあります。

>「巫力」+「霊力」=「呪力」とか…

「呪力」は「巫力」や「霊力」を含む上位概念なので、これは成立しないでしょう。むしろ、右辺は「自他共に認める、という意味でのシャマンの能力値」、ということになる訳ですね。長いですが…。

>「A・I」見てきました。オールディス+I・ワトソン×スピルバーグですね。
評を期待しています。

私もつい先日観てきました。I.ワトソンの存在を無視した短評は既にアップしてありますので。

ついでですが、本日はオフということで、ようやく京極夏彦の「近未来少女武侠小説」『ルー=ガルー』(徳間書房、2001)を読了することが出来ました。こちらの短評もお待ち下さいませ。

ということで。



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Re:kumagaiさま 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 7月13日(金)21時38分18秒

>もうすぐ長野県の御岳に登る予定です。修験や御岳教団の方々に間近に逢えるのが楽しみです。

良いですね。私自身はと言えば、出羽三山で修行をしたことがありますが(勿論、何度もです。)、中部から西はこれから、というところです。そのうちお会いするかも知れませんね。

>祖父が幼いときに、東北は宮城県より「屯田兵」として北海道に渡ってきたそうです。

どうも、「熊谷」姓を見ると、あの辺りを連想してしまうのですが、今回はあながち的外れではなかったようです。血縁関係は無いでしょうけれど、実は遠い遠い親戚だったりして(^_^;)。

ということで。



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Re:シャーマンキング 投稿者:tomi  投稿日: 7月13日(金)15時55分07秒

興味深い批評でした。終わってない作品を評すのってやりにくいですよね、やはり。

>ここで重要なのは、前者があくまでも当のシャマン個人に付随するものであるのに対して、後者がシャマン当人よりはむしろ、その依頼者達が生活する社会に通念として流布したものであるということになる。

これは人々に信じられている○○様は何にきく、ということでしょうか。神社に行くとここの祭神はこんなご利益があります、とか。

それから「巫力」「霊力」もなるほどって思いました。するとあの設定は武井氏オリジナルなんですね?ゲーム文化が学問に与えたいい影響なのかしら?
「巫力」+「霊力」=呪力とか…
「A・I」見てきました。オールディス+I・ワトソン×スピルバーグですね。
評を期待しています。

kumagaiさんへ こんにちは
修験道などを研究されているのですか?
>僕もふんばりが丘に行きたいんですけど、よろしかったら教えてください。(持ち霊探しではありませんので!)

ふんばりヶ丘は西武池袋線にのって今は西東京と言われている付近にあります。武井氏が出没するかもしれない「ドンキホーテ」もあります。
>tomiさん、僕もふんばりが丘に行きたいんですけど、よろしかったら教えてください。(持ち霊探しではありませんので!)




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『シャーマンキング』評に、 投稿者:kumagai  投稿日: 7月13日(金)13時58分34秒

感謝です。なるほど、「巫力」と「霊力」の指摘に、ジャンプを真剣に読んでた自分が救われる気がしました。
もうすぐ長野県の御岳に登る予定です。修験や御岳教団の方々に間近に逢えるのが楽しみです。
「巫力」「霊力」のメガネも使いつつ、有意義な登山をしてきます。

 さて、僕のことですが、出身は北海道です。オホーツク海に面した道東より本州は東京にきています。
祖父が幼いときに、東北は宮城県より「屯田兵」として北海道に渡ってきたそうです。
ちなみに曽祖父の家は、お酒やさんだったそうです。祖母は「青木」でした。
そういえば、よくこっち(東京)では、「くまがや」君と呼ばれる場合がありますね。

tomiさん、僕もふんばりが丘に行きたいんですけど、よろしかったら教えてください。(持ち霊探しではありませんので!)
 
 それでは、またちょくちょくのぞかせて頂きます。
Re:はじめまして 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 7月11日(水)01時21分59秒

ノー・プロブレムですよ。こちらこそよろしくお願い致します。

以上、簡単ですが。

なお、数日内に『A.I.』を観に行くと思うので、こちらの短評もお待ち下さい。



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はじめまして 投稿者:bellet  投稿日: 7月10日(火)19時45分20秒

ネットを彷徨っていて、映画評の方から、ここまでたどり着きました。
映画評の方もですが、表(メイン?)のサイトの方も、とても面白いです。
ちょくちょくお邪魔させていただきます。私も小さな映画のサイトを開いた
所ですが、そこのリンク・ページに載せさせていただいて構わないでしょう
か。よろしくお願いします。
http://bellet.tripod.co.jp/



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『シャーマンキング』評をアップしました。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 7月10日(火)13時01分17秒

ご要望にお応えし、『シャーマンキング』評をアップしました。御笑読のほど。

それでは。



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教会で歌う 投稿者:tomi  投稿日: 7月 7日(土)20時50分45秒

>そうか。歌う機会を得るには、教会に行けばよいのですね。でも、入信しないと、歌わせてもらえないかな?

それは、その教会や合唱団にお尋ねになるのが一番かと。やっている曲も様々ですし。




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訂正です。 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 7月 6日(金)22時44分39秒

下記、「Re:はじめまして&おねがい」文中にある「功殻機動隊」なる表記は、「攻殻機動隊」の誤りです。この場を使って訂正しておきます。

推敲魔の平山でした。





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Re:シャーマンキング 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 7月 6日(金)22時34分27秒

そうか。歌う機会を得るには、教会に行けばよいのですね。でも、入信しないと、歌わせてもらえないかな?『聖書』は一応頭から終わりまで(まさにアルパからオメガまで、あるいは「ジェネシス」から「ジョンのアポカリプス」まで、ということですね。)読んだ人間なのですが…。どうなんでしょう?



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シャーマンキング 投稿者:tomi  投稿日: 7月 6日(金)21時08分26秒

私も期待してます。憑依が体力いるの本当です。
ふんばりヶ丘は近所ですし(笑)
ふんばりヶ丘の近く?に東久留米というところがあって、
聖グレゴリオ教会というすばらしい建築の教会があります。
パイプオルガンがあって、教会音楽学校もやっています。合唱団もありパレストリーナなど練習していますが、いかんせん人がたりません。
練習が金曜の夜だし、間に合わない…。




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Re:はじめまして&おねがい 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 7月 6日(金)15時41分42秒

痛いところをつかれました。確かずいぶん前に予告したんですよね(『ドラゴンヘッド』評の中ですね。)。ただ、武井宏之作『シャーマン・キング』(集英社ジャンプコミックス)は、現在14巻まで刊行済みですが、何ともキリが悪いために評論を書くタイミングが整わずにズルズルきてしまいました。何しろ、全然話がとぎれないで続いていますからね。さらには、そうこうするうちにますますキリが悪くなってしまっている状況です。まあ、TV放映開始を記念して、そちらも含めた短評を取り敢えずアップすることに致しましょう。来週あたりになるかな。

ついでですが、今後のラインナップとして、士郎正宗の『功殻機動隊2』(講談社、2001)なんていうのも控えておりますので。当然のことながら初回出荷版で入手、レアなオマケであるマウスパッドもゲットしました。

もう一つ、kumagai様は宮城県ないし岩手県のご出身ですか(もっと限定すれば、気仙沼市周辺。)?あの辺りを調査すると、熊谷さんだの、佐々木さんだの、小野寺さんだのがたくさんいるんですよね(選挙の時は笑えます。)。ちょっと興味があるので差し支えなければ(無いと思いますが…。)お教え下さい。



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はじめまして&おねがい 投稿者:kumagai  投稿日: 7月 6日(金)13時11分17秒

はじめまして。21歳の大学4年生です。社会学を少々やってます。
いつも書評を主に楽しませていただいています。
いきなりですが、お願いがあります。『シャーマンキング』の書評をそろそろ載せてほしいのです。
アニメ化もしたことですし。
いきなりのお願い、申し訳ございません。



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Re:これも謝意かな 投稿者:平山(管理者です。)  投稿日: 7月 2日(月)22時26分22秒

いえいえ、どしどし投稿して、この掲示板を盛り上げてください。他の方も割り込みを歓迎しますんで。

以上、簡単ながら。

これも謝意かな 投稿者:tomi  投稿日: 7月 2日(月)17時47分08秒

平山先生

個人的なことお尋ねしてすみませんでした。人の価値観や様々ですね。
毎日学校や会社へ行くことのできる人をうらやましいと思っていました。
霊障や神倒れで休んでいては社会人になれません。
自分は、調子にムラがあるポンコツエンジンのように感じて、安定して
回転しつづける良いエンジンになりたいといつも思っていたからです。
でも、人は色々だしその与えられた条件で生きていくしかないと最近思える
ようになりました。自分の性質について真剣に取り組んでみます。
ありがとうございました。



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Re:謝意 投稿者:平山  投稿日: 6月26日(火)20時59分20秒

こちらこそ、拙サイトをご訪問頂き、また掲示板へのご投稿、ありがとうございます。拙サイトの書評・紹介コーナーでも述べている通り、井口様のご著作『中国北方農村の口承文化』(風響社、1999)は昨年の夏頃、文字通りわくわくしながら拝読しました。当方では井口様が私と極めて近い方向でご研究をしておられると勝手に考えており、いずれ学会などでお目にかかれることを心待ちにしている次第です。

ついでに書き込んでおきますが、まだ書評と紹介欄には記載していないのですけれど、『黄土高原の村』(古今書院、2000)も既に拝読した次第です。これについては近日中にアップしないといけませんね。

最後になりますが、映画『我的父親母親』(邦題『初恋のきた道』)で描かれていた河北省はとある一地方の自然も、物凄く厳しそうな印象を受けました。どうやら「あれより厳しい」、ということらしいので、くれぐれもご自愛のほどを。成果を期待しております。





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謝意 投稿者:井口淳子  投稿日: 6月26日(火)13時06分42秒

前略
昨日、偶然ネット上で拙著の書評を見つけ、拝読いたしました。短文ながら、過分の評価をいただいたこと、そして、私が目指している目標を的確に見破られていることに感服しました。まだ、平山さんのご研究について何も知らない状態ですが、これからおいおいHPを読ませていただきます。
とりあえず、厚く御礼申し上げます。
井口淳子
追:今年は6年ぶりに河北の調査地を再訪します。同じ河北といっても映画《我的父親母親》とはまったく異なる厳しく現実的な世界が待ち受けています。







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第86回白山人類学研究会のご案内です。 投稿者:平山  投稿日: 6月26日(火)01時36分10秒

第86回白山人類学研究会定例会のご案内です。是非是非ご参加のほど。

日時:7月12日(木曜日)午後6時から
場所:甫水会館2階 204会議室(旧白山通りを挟んで、東洋大学の斜め前の建物
の2階です。工事中の東洋大学を背中にして、目の前の信号機をわたり、右側へ30
メートルほど歩いた左側の建物です。)

発表題目:
「遊び」の文化維持機能について
−宗教的少数民族フッタライトの若者期にみる宗教理念の内在化を中心に−

発表者:
田里千代 (日本学術振興会特別研究員)

発表要旨:
 カナダには、資本主義の社会に身を置きながらもそれらの影響を最小限に止め、依
然として独自の生活空間と生活スタイルを保ち続けているフッタライト
(Hutterites)と呼ばれる宗教的民族がいる。フッタライトは、16世紀の宗教改革時
にキリスト教プロテスタントの再洗礼派として形成された集団である。20世紀初頭に
カナダに移住した後、現在でも自らカナダの主流社会から隔離した地に、「コロ
ニー」と呼ばれる共同体を形成し彼らの宗教理念に基づく生活を営んでいる。
 フッタライトに関しては、これまでも研究者たちにより彼らの集団としての凝集性
や文化の維持および安定性について言及されてきた。それらの多くは、宗教理念、教
育、社会組織、生業(農業および畜産業)からの視点によるものが多かった。それら
は、制度化された文化要素だけを静態的にとらえ、特殊な側面ばかりを強調し、フッ
タライトをあたかも宗教理念だけに従っている厳格な社会として描くことが常であっ
た。
 しかし発表者はフィールドワークを通して、フッタライト社会には彼らの教義で否
定している「遊び」をも受け入れる柔軟な側面を有していることを確認し、まさにそ
の「遊び」こそが彼らの文化を維持する一要因であると考える。本発表では、彼らの
ライフサイクルの中でも、特に教義では逸脱とする「遊び」が見られる若者期に焦点
をあてる。この時期は、神および成員たちへのコミットメントを誓う洗礼という重要
な通過儀礼を目前に控えており、フッタライト社会においても曖昧な位置づけがなさ
れている。しかしこうした曖昧な時期の「遊び」とそれを黙認する社会、そして洗礼
という儀礼を経ることが、フッタライトの文化を継承し続ける一要因と考えられるの
である。そこで本発表では、若者達の「遊び」とその解釈、および洗礼儀礼について
考察し、いかに彼らがフッタライトたるべき宗教理念を内在していくか、その過程を
明らかにする。




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私が会社を辞めたのは… 投稿者:平山  投稿日: 6月26日(火)01時32分17秒

私が某OA機器メーカを辞めてアカデミズムの世界に参入したのは、端的に言って「安定」だの「凡庸」だのというものに対する忌避感のなせる業とお考えになって間違いありません。
まあ、学問の世界は、そこに入り込む前に想像していたものとは随分異なるものであることが明らかになったのもまた事実ではあります。
ということで。




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基本的人権 投稿者:tomi  投稿日: 6月25日(月)23時12分28秒

>一部に見られるような、普遍主義的かつ啓蒙主義的かつ独善的立場から安易な「カルト」批判や「脱カルト」の勧めを説いたりしている方々に対しては基本的に批判的な立場に立っております。「カルト」と見なされる宗教集団への加入という、個々人が真剣に悩んだ末の選択を無碍に否定するのは、そもそも基本的人権の侵害だと考えるからです。

そこなんです、そこ。本人の意志で入るのではなく、トリックや脅迫をもちいた手段で「入らされる」面があるのです。信仰の自由、信じない自由のどちらにも損害を与えるわけです。本人が信じたいなら「いわしの頭」でも好きにすればいいんでしょうが。
カルト研究はまだ始まったばかりのようで定義や解釈は混乱しているようです。
私は個人的には宗教に入るのは「新しい、不滅の家庭」に入るって感じで解釈しています。
先生こそ、ドルイドやケルトに関心をもっていたとはいえ、趣味の領域を越えて、安定した会社員の地位を離れ、ついに学者になるとは、そこまでさせた動機が知りたいと思ってしまいます。ぶしつけな質問で恐縮です。
私は自分自身のことでさえ、学問としてみてみようと思ったことが無かったので。

RoxyMusic全部とは、…重症ですね…(自分のことは棚にあげる)



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Re:宗教と破壊的カルト 投稿者:平山  投稿日: 6月25日(月)01時48分58秒

まあ、私個人としては、日本社会という文脈では、「破壊的カルト」なんていうのはごくごく少数派であって、より問題なのは「人の弱みにつけ込んで蓄財に励み、その人をして経済的に疲弊させるに至るような、更には宗教集団ではないように装って近づく宗教集団」だと思っておりますんで。

ただ、明らかに悪質なものと、善意で行なっていることが周囲からはあくどいやり方に見えるものを区別するのは、かなり難しいところでもあります。

まあ、どちらにしても、なにがしかの「被害」に遭う方々というのは常に存在するわけで、彼等(上記のような宗教集団員です。)の勧誘および集金手段その他について正確な情報を発信することには確かに意義があると思います。結局のところ、入るも入らぬも最終的には自己判断ですからね。この点については「日本国憲法」でも保証されているわけですし。

宗教カウンセラについては情報不足なので、はっきりとしたことは何も言えません。ただし、私は、そういうのを宗教カウンセラというのかも知れませんが、一部に見られるような、普遍主義的かつ啓蒙主義的かつ独善的立場から安易な「カルト」批判や「脱カルト」の勧めを説いたりしている方々に対しては基本的に批判的な立場に立っております。「カルト」と見なされる宗教集団への加入という、個々人が真剣に悩んだ末の選択を無碍に否定するのは、そもそも基本的人権の侵害だと考えるからです。

なお、ついでながら、tomiさんが恐らく所有しているような、実体験に基づくデータというのは、私を含め、宗教や宗教の周辺にある事柄について日夜思考を巡らしている研究者にとっては垂涎の的であることも申し上げておきます。

ということで。



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宗教と破壊的カルト 投稿者:tomi  投稿日: 6月24日(日)22時25分25秒

見てくださってありがとうございます。
私は「破壊的カルトに入らないですむよう呼びかける市民運動」の第一歩とゆうところでしょうか。神秘な世界にあこがれる心を利用されて、ひどい目にあう人増えていますから。
日本の脱カルトは現在は家族中心なようです。専門家養成は現段階ではきわめて難しいのではないでしょうか。
宗教カウンセラーとはどのような職業なのかしら。




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Re:URLです 投稿者:平山  投稿日: 6月24日(日)00時23分44秒

なるほど。貴サイトを拝見して、何だか前にも一度ご質問されていたような気がしてきました。ログはまだ残っているかな?あったあった。投稿者は「たまっきー」さんになっているので多分別の方ですね。違うかな?いずれにせよ、今後とも当サイトをご愛顧のほど。

なお、私もRoxy Musicのアルバムは全てLPで所有しています。



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URLです 投稿者:tomi  投稿日: 6月23日(土)13時00分46秒

Tomiです
URLを書き忘れました。ドジです。以下が私のサイトで一応「反:いい加減な精神世界系」という趣旨です。
フェリスのサイトは、一度見たのですが、ちょっと違うところだったのかしら。

>したロック史上最高傑作アルバム'Avalon'の巻頭を飾る名曲で

私もっていますよ。LPで、年がばれますねえ。ロック史上最高ときましたか、フレッシュ寃uラッドもすきでしたよ。
http://www29.freeweb.ne.jp/school/anticult

Re:リンクします 投稿者:平山  投稿日: 6月23日(土)00時04分55秒

tomiさんは2度目のご登場ですね。リンクをお張りになる、ということで、お差し支えなければURLもお教え下さい。この欄の下の枠内に書き込むと自動的に張り付きますので。なお、私のサイトにも近い将来リンク集がくっつくと思うので、お楽しみに。

ところで、私がやっているフェリス女学院大学での授業の概要は、下記URLから見ることが出来ます。たどってみて下さい。ちなみに、今週から「宗教と呪術」シリーズに突入しています。シャマニズム関係の話は再来週あたり。ちょうどTVであの『シャーマン・キング』が放映を開始する頃ですね。ただし、授業ではそういう軽いことは一切しゃべりませんので、ご注意のほど。

なお、Roxy Musicの'More than this'は、彼等が1982年に世に出したロック史上最高傑作アルバム'Avalon'の巻頭を飾る名曲です。私が常々ケルト文化やドルイディズムに関心を持って来たのも、そもそもここに端を発しているのかも知れません。

ということで。
http://www.ferris.ac.jp/index2.html



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リンクします 投稿者:tomi  投稿日: 6月22日(金)22時12分24秒

平山先生
リンクふりーということですので、早速私のサイトにリンクを置かせていただきます。
ところで、先生の授業を聴講することは可能でしょうか。フェリスで教えていらっしゃるということですが。文化人類学の授業ということですが、テーマはどんなでしょう。
差し支えなければ教えてください。

RoxyMusicすきです。CMでmore than this(だっけ?)が使われたせいでしょうか?



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くみ様へ 投稿者:平山  投稿日: 6月20日(水)00時47分43秒

うーん。この場で相談に乗るのは何だか、という感じですが…。まあ、あんまりひどい話であれば、こういう場所に実名入りで公開して、社会的制裁を加える、というのも、インターネットの正しい(?)使い道の一つなのかも知れませんが、訴えられたりしたら大変なので、ちょっとばかし躊躇(ちゅうちょ:字が細かくて、読みにくいですよね。)を感じます。まあ、基本的に個人的なご相談は、私個人宛メール(mackharry@ma3.justnet.ne.jp)の方がよろしいかと思いますので(こんなことを書き込むと、相談が殺到したりは…、するわけないって…。)。くみ様のメールアドレスが分からないので、とりあえずここに書き込んでおきます。



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(無題) 投稿者:くみ  投稿日: 6月19日(火)23時37分35秒

お話をお聞きしたいんですが・・・。
あのう、学校に古い考えの先生がいてなんとかしたくて、相談にのって頂けませんか?



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Re:評論と紹介 投稿者:平山  投稿日: 6月18日(月)19時30分00秒

投稿ありがとうございます。私も言語学は結構深入りした口です。貴サイトを拝見しましたが、J.B.de クルトゥネがポーランド出身というのは、初耳だったけれど(名前からして、フランス人としか思えない…。甘かった。)、とても重要なことですね。R.ヤコブソンにしても、その他大勢によるいわゆる構造言語学を含む20世紀言語学の基礎は、東欧出身の言語学者が築いた、ということになるのでしょう。勉強になりました。なお、私のサイトはリンク・フリーなので(表紙に書いておかないと。)、リンク集にもお付け加え下さると幸いです。ということで。



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評論と紹介 投稿者:chameLeonn  投稿日: 6月18日(月)02時55分47秒

言語学をやっている学部生のものです。
評論と紹介のページ
読ませていただきました。
僕が聴くCDも結構あったりして
面白かったです。
実は僕もこういうページを
作ろうと思って始めた所だったもので。
http://members.tripod.co.jp/funklab/index.html



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RoxyMusic復活!!! 投稿者:平山  投稿日: 6月 7日(木)08時50分27秒

朝刊の広告を見て、あまりの衝撃にしばし言葉を失いました。20世紀最大のロックバンド(そんなものは超越しているのですが…。)RoxyMusicが再結成し、日本公演を行なうとのこと。Brian Enoはどうやら参加しないようなので、その点が残念と言えば残念ですが、わたくしにとり、いまのところ本年最大の出来事でございます。ということで。



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Re:はじめまして 投稿者:平山  投稿日: 6月 5日(火)12時16分00秒

なるほど。大変難しい問題です。

そもそも予知夢を頻繁に見ることがシャマン的体質と言えるのかどうかから問い直さねばなりません。

それはおくとして、個人的には、「シャマン」なり別の民俗語彙なりで呼ばれ、宗教職能者として地域社会で何らかの役割を果たしつつ、場合によってはそれで食べている人たちは、「説得力」のある見事な話術を身につけ、予知等の能力についての「信憑性」をクライアントに賦与しうる存在なのではないか、と考えています。昨秋提出した学位論文も含め、修士論文以後の全ての論考その他においては、「霊能力」や「予知能力」のような「語り得ぬもの」についてはいったん判断を留保ないし停止しつつ、むしろ彼ら・彼女らの呪術=宗教的「技法」(語り方・歌い方・踊り方などです。これらが、クライアント達との間で繰り広げられる「コミュニケーション行為」の一部、ということになります。)のみについて語る、というのが研究者として妥当なあり方であろう、という視座に立っております。

ということで。またの投稿、お待ちしております。




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はじめまして 投稿者:塩月亮子  投稿日: 6月 5日(火)01時00分33秒

はじめまして。塩月亮子と申します。
興味深くホームページを拝見させていただきました。
先日の明治大学での研究会に参加しようと思ったのですが行けず、残念に思っていたところ、ホームページに親切にも発表内容(の一部紹介)が書かれていて、嬉しかったです。
私が平山さんの業績をざっと見させていただき、ちょっと疑問に思ったことは、ご自身のシャマン的素質(体質?あるいは家系?)とご研究とをどうリンクさせているかということです。修士論文ではそのようなことにも言及なさっていらっしゃるようですね。その他のご論文では、どうですか?私は沖縄のシャマニズム研究をおこなっていますが、ユタ体質ではどうもないようで、平山さんがうらやましいです。私のユタ理解は(特に彼女たちの身体的な経験、いわば内的体験については)どれだけ深いものとなっているのか(あるいは体験なしで理解しようということ自体、不可能なことなのか)、いつも悩んでいます。
では、またどこかで(「宗教と社会」学会などで)お会いすることもあるでしょう。
その時はどうぞよろしくお願いします。
http://homepage2.nifty.com/RYOKO/



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RE:こんにちは 投稿者:平山眞  投稿日: 5月10日(木)18時49分39秒

投稿ありがとうございます。シャマニズム研究では一応「遺伝」や「体質」はさほど顕著に見られる現象ではない、ということになっているのですが(要するに「世襲型シャマン」というのが珍しいからです。)、私自身も宮城県出身の、シャマン的言動がしばしばみられた母方祖母の影響かどうかはわかりませんが、小さい頃から予知夢を頻繁に見るということがありました。ずいぶん前に書いた「修論」では頭の方で「そんなわけでシャマニズム研究を・・・」、などということをうたっていたりもします。ただ、確かに、本サイトの性格上、何で社会人類学を専攻し、シャマニズムを研究するのか、といった点についてはもっと詳しいことをどこかに載せなければなりませんね。ご指摘感謝します。
なお、『コンセント』に関するご意見には基本的に同感ですが、まあ、これは田口ランディ氏の記念すべき長編デビュー作なので、「こんなもんでしょ」、ということにして、今後の活躍に期待したいと個人的には考えている次第です。
ということで。またのご投稿をお待ちしています。

こんにちは 投稿者:tomi  投稿日: 5月 9日(水)02時24分10秒

こんにちは、社会学関係のリンクをたどって来ました。シャーマニズムを研究されているということで。
私は専門家や研究家ではないけれど、祖母が戦前口寄せとか神おろしをやっていたと聞きました。私も体質を受け継いでしまったようで、時々困ったことになります。
いちおう精神病や脳の病気ではないことは確かめてもらいましたが。
平山先生はどうして巫女に関心をもたれるようになられたのですか?今度ぜひサイトで書いてください。
ちなみに「コンセント」は、私にはあまりにも短絡的なお話に思えました。この主人公はこんせんとよりはまるでごみ箱みたいです。



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『Eureka』の方が上ですね。 投稿者:平山  投稿日: 3月14日(水)12時44分30秒

Dancer in the Darkは私の予想を遙かに超える大ヒットとなりましたが、個人的には同じ昨年のカンヌ映画祭でパルム・ドゥオルを競った青山真治監督・仙道武則プロデュースの『Eureka』の方が遙かに出来が良いように思います。是非ご覧下さい。短評も既にアップしています。



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映画の観方 投稿者:UUU  投稿日: 3月13日(火)10時54分10秒

御無沙汰しました・・って、平山さんには関係ないか。
「Dancer in the Dark」の評論、勿論即読みました。せっついたわりに、リアクションしないとは(これも平山さんには関係ないけど)失礼だと(勝手にではありますが)思っておりました。
映画の観方の差に失語症に陥りました。って、こう申し上げるのも失礼なのですが。知識の差は
ものの見え方にでるのですね。評論を読むってそういうことなんですね。とりとめなく・・・
 本日は、京極夏彦の妖怪シリーズ正伝6冊読み終えて、ショック受けにお邪魔いたしまた。



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拝見しました。 投稿者:梅屋潔  投稿日: 3月 1日(木)14時13分50秒

ホームページを拝見しました。小生も社会人類学をやっていますので興味深く拝見しました。ご挨拶まで。



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『コンセント』評をアップしました。 投稿者:平山 眞  投稿日: 2月12日(月)11時33分51秒

田口ランディ著『コンセント』(幻冬舎、2000)評をアップしました。ご笑覧の程。同書のメイン・モティーフの一つであるシャマニズムは一応私の専門領域なので、作品評と言うよりは揚げ足取りになっています。



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再びかなさんへ。 投稿者:平山 眞  投稿日: 1月22日(月)11時58分25秒

そもそもここに書込みが行えるスキルをお持ちなのですから、ウェブ上で検索してみてください。大きめの書店のサイトや各大学図書館のOPACオンwwwなどが役に立つはずです。ちなみに、F大学図書館の蔵書検索コーナーも自宅からブラウジング出来ますよ。
ということで。

ついでですが、ここで言及されている田口ランディの『コンセント』は、既に古本屋でゲットしてあるのですが、余りの多忙さに読むことが出来ないのでした。そのうちに書評欄に載せますので、御期待の程。



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ありがとうございました! 投稿者:かな  投稿日: 1月21日(日)13時59分16秒

うう、そんな分厚いのはさすがに。(笑)

本屋で見たんですが、シャーマニズムと名のつくものが、全然ないです。
小さい本屋なので、仕方ないですね。今度、オーダーしてみます。
私が、シャーマニズムに興味を持ったのは、田口ランディさんの本なんですが、
詳しくシャーマニズムについて書いて無いので、早く、読んでみたいですね。

では、ありがとうございました!
またなにかあったら、よろしくです♪



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re:ソラリスの因縁 投稿者:平山 眞  投稿日: 1月14日(日)12時03分31秒

誠にただならぬ因縁でございます。
取り敢えず、今週いっぱいは途轍もなく忙しい旨、メイルを送りましたので。
今後ともご愛顧の程。



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ソラリスの因縁 投稿者:幸村真佐男  投稿日: 1月14日(日)00時04分52秒

Stanislaw Lem でゴーグルした一番先頭にサーチされました。HPを探るとただならぬ因縁を感じたのでここに書き込みます。とりあえず「譲ります」の本が全部ほしいです。どうしますか明日(1月14日)東京のどこかで会いますか?あまりこの掲示板にアクセスしていない可能性がありますのでメールもしてみようと思います。
http://www.sccs.chukyo-u.ac.jp/%7Ekohmura/



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かなさんへ。 投稿者:平山 眞  投稿日: 1月13日(土)12時09分44秒

一番いいのはM.エリアーデ著『シャーマニズム』冬樹社、1974なのでしょうが、かなり分厚くて重たい本で、700頁くらいあります。もっとあったかな。
それは冗談ですが、佐々木宏幹氏の著作は他にも『シャーマニズムの人類学』弘文堂、1984。『シャーマニズムの世界』講談社学術文庫、1992。『宗教人類学』講談社学術文庫、1995などがあります。探してみてください。ということで。