Everything But The Girl Temperamental
3年振りの新作。路線は前作同様のドラムンベースを基調とした、クラブ・ハウス系。1980年代前半に時代に逆行する形でネオ・アコースティック・ムーヴメントの一翼を担ったともいえる彼等だが、最近はアコギも生ピもほとんど聞こえないディジタル・サウンドに徹している。幾つかのジャンルを横断するようなヴァラエティに富んだアルバムを作ろうと思えば作れるはずなのに、敢えてディジタルにここまでこだわるところが彼等の面白いところ。なお、前に紹介したdeep dishとの共作、the future of furure (stay gold)も収められています。(1999/11/11)